パニック障害と言われていたり、パニック発作とも言われているケースもありますが、
今の日本では決して少ない病気ではなく、日常茶飯事的にこの病気を抱えている人が、
パニック症候群の症状を発症しているのが現状です。
パニック症候群は割合的にいえば、100人に2-3人の割合でかかると言われていますから、
人ごとではないことがわかります。女性と男性を比べてみると、
女性の方が、男性よりも倍の確立でかかるとされています。
パニック症候群になりやすい年齢というのは、20代後半から30代前半の年齢層の人が一番かかりやすいと言われているのですが、早い人では、10代から、遅い人では、50代を過ぎても、
パニック症候群を発症する人は多いと言われていますから、
年齢的には幅広く発症する病気であるとも言われています。
パニック症候群は遺伝的なことも原因で現れるのではないかと考えられていて、
家族にパニック症候群の患者がいる場合には、その家族もかかりやすいとも言われています。
パニック症候群による症状をパニック発作と言いますが、息が突然できなくなったり、
息が詰まってしまったり、動悸が激しく、冷汗が突然出るなど、色々な症状があらわれてきます。
中には手足が震えて、めまいを伴い、吐き気がする人もいると言われています。
パニック症候群の発作は、いつ起きるかわかりませんし、前回起こった発作がトラウマになり、
それがきかっけで、パニック症候群を再発してしまう人もいます。