うつ病とパニック症候群

パニック症候群の経過については、本人もこれからどうなるのか知りたいと思いますし、
周りの家族も知りたいと思っているのではないでしょうか。
一般的には、パニック症候群の発作がなくなったとしても、不安な気持ちは消えないことは多いですし、
以前パニック症候群をおこしてしまった場所へ行くということへの抵抗や恐怖感はぬぐいきれないということもあります。パニック症候群というのは、ある日突然襲い掛かり、
発病した最初の頃というのは、頻繁に発症を繰り返すと言われていますが、
それがピークと言ってもいいと思います。
パニック症候群は、次第にその強さも、頻度も減ってくると言われています。
ですが、パニック症候群の発作が軽くなると共に、そのパニック症候群の発作に対する不安や、
その場所に対する恐怖心というのは消えなくなりますし、
逆にパニック症候群の発作が完全になくなったとしても、
不安な気持ちや場所への恐怖が続くということはよくあることです。
経過が慢性化してしまった場合には、うつ病にかかったり、
アルコールに頼るアルコール依存症にかかってしまう人もいるので注意が必要です。

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