パニック症候群の発作

パニック症候群の発作は、心臓が急激にドキドキして動悸が激しくなったり、
急に息ができないとい状態になったり、吐き気を感じる、
このまま放っておくと自分は死ぬのではないかと強く不安や恐怖を感じるような発作のことを言います。
パニック症候群の発作は、だいたい、発作が起きてから数分くらいで一番マックスの状態に達して、
そしてその数分後には、落ち着いてくるのですが、知らない人にとっては、あわてて救急車を呼ぶと思います。
そして救急車の中で次第に落ち着き、病院に着いたらパニック症候群の発作が治まっていたということはよくあるケースです。
パニック症候群の初めての発作は、突然起きて、今まで何の前触れもなかったのに、
元気だった人が突然発作に襲われます。特に人によっては、睡眠中に発作が起きることもあり、
何度か寝ている間に、パニック症候群の発作を起こしてしまうと、
また再発するのではないかと不安に感じて睡眠不足などの他の症状も併発してしまうとされています。
パニック症候群の発作が起きたときの状況に対して、あまりにも恐怖感を強く抱いてしまうために、
過去の発作が起きた場所のときの状況を忘れられなくなり、
その場を避けて生活したいと感じたりして、いつの間にか日常生活で逃げているケースが多く、
それがパニック症候群の人にとっては大きな負担になっているというケースもよくあります。
パニック症候群の発作は、電車の中で一度起きると、
電車に2度と乗れなくなるなどの社会的な生活を送る上での支障を与えることもあります。

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