ご家族の対応

パニック症候群になった場合には、本人も大変ですし辛いですが、
パニック症候群の患者を持つ家族も大変だと思います。
パニック症候群の患者を家族にもった場合に、気をつけることや心がけるとよいポイントなどを、
ここでは紹介していきたいと思います。周りにいる人や、家族がしっかりと支えてあげることが大切です。
理解して支えてあげることがパニック症候群の克服には不可欠ですので、
家族の方は、注意して接してあげるようにするといいでしょう。
まずパニック症候群の患者さんの不安な気持ちや心細いと思っている気持を十分に理解してあげましょう。
また外で、パニック症候群の発作を外で発症してしまった経験がある患者さんの場合には、
外出を一人でするのが難しいこともありますから、一緒に外に出かけてあげるなどの配慮が必要です。
患者さんからヘルプの電話などがかかってきたら、どんな状況であっても、
数分でもいいので落ち着かせてあげるように電話に出てあげましょう。
本人が治療へ行かないという場合には、家族や周りの人が、力になって上げるために、
病院や医療機関を探してあげるなど、治療を進めることも大切です。
アルコール依存症になっていないかなど、アルコールの取扱いにも注意が必要ですし、
パニック症候群の発作になった場合に、患者さんの近くにいるのであれば、
三角座りをさせてあげると楽になりますし、隣で大丈夫だと声をかけてあげるといいでしょう。

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